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てるみくらぶの還付率3.5%へ

旅行好きならたくさんの場所にできればお得に行きたいものです。そんな思いを持つ旅行者の期待を裏切った「てるみくらぶ」。

 

1973年に設立され、自社ウェブサイトを利用したハワイ・サイパン・韓国・台湾・ヨーロッパ・クルーズなど幅広い旅行商品を展開し、格安旅行会社として確立しました。

旅行会社として多くの利用者から信用され、たくさんの旅行商品を取り扱っていた「てるみクラブ」はなぜ倒産に至ったのでしょうか。

 

倒産の経緯

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元てるみくらぶオフィス

 

事の発端は2016年3月27日、てるみくらぶが東京地方裁判所に自己破産を申請し、その日より破産手続き決定となったニュースが大々的に報道されました。なんと破産申請時の負債額は約151億円!

同時に破産したてるみくらぶホールディングスと合わせると負債総額は約217億7,795万円となり、旅行業の倒産規模は過去3番目に大きい規模となりました。

 

破産申請前の23日から東京商リサーチがてるみくらぶについて取材を開始したところ、本社・名古屋支社・福岡支社・大阪サロンが営業停止していることを確認し、ツアーのトラブルが続出していることも発覚。

主なトラブル

  • 本社・支社の営業停止
  • 航空券が発券できない
  • ツアー催行が中止
  • ハワイのホノルルでは、てるみくらぶを通して支払い済みのホテル代を請求される

こうしたトラブルが原因で観光庁は26日に立ち入り調査を行ない、事件が明るみに。ついに27日に社長が公の場で謝罪し、報道によるとツアー参加者には謝罪メールを送信して対応したとのことです。

 

メール内容(抜粋)

1.既に発券済みの航空券及び滞在先のホテルについて

発券済みの航空券はご利用頂けるかどうか現時点で確認できておりません。またご滞在先のホテル等にて、トラブルが生じないことを確認できておりません。

 2.ご購入済の弊社募集型企画旅行ツアーの返金について

既にご購入済の旅行ツアー代金の返金等につきましては、日本旅行業協会等関係先と協議の上、ご連絡させていただきます。

 

いつから負債が増えていたのか?

破産手続きが始まると、様々な粉飾決済疑惑が浮上し2011年頃から逆粉飾決済・粉飾決済が繰り返し行われていたとう事実が浮かび上がってきました。破産管財人によると、2014年9月期からてるみくらぶは債務超過に陥っていたとのことです。

 

第1回目の債権者集会では、破産に至った経緯を「2017年2月時点で宿泊施設に対する債務が約5億6600万円あったこと、同年3月23日にIATAに支払うべき約3億7100万円の支払いができず、宿泊施設や海外ランドオペレータなどの債務の見通しが経たないことから破産手続き開始決定に至った」との説明がありました。

※IATA…国際航空運輸協会

 

旅行を楽しみにして費用を支払い済みの方にとっては、この上ない裏切りですね!円安・円高などの社会情勢もありますが、こんなにも多大な債権になる前に手を打って欲しかったものです。

 

2017年中の還付率3.5%

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支払い済みの旅行費が返ってきていない状況なのですが、日本旅行業協会によると「てるみくらぶ破産」で被害に合った旅行者の費用の弁財率の発表がありました。

 

この発表によると、1万643件、総額34億2059万948円が認証対象になり、当初の弁済率が1%程度といわれていましたが、実際には3.5%となると明らかになりました。

日本旅行業協会では今年12月22日には還付金を振り込む予定としています。

 

旅行業界の倒産ではこの弁済業務保証金制度という、旅行会社の倒産などで旅行者が負ってしまった債権を弁済する制度があるのですが、近年起こった例ではほぼ100%の弁済があっているので、この3.5%という数字は異常事態。

 

連鎖倒産した「自由自在」は弁済率100%で総額2350万5000円が認証されたということですが、肝心の「てるみくらぶ」は3.5%。ことの重大さが明るみになりました。

 

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格安旅行会社といっても旅行費はけっこうかかるもの。中には何年もかけて必死に貯金して、ようやく旅行にこぎつけるということで振り込まれた方もたくさんいる事でしょう。

そもそも「てるみくらぶ」の会社自体がブラックで、「長時間のサービス残業」「クレームが来ても絶対に上司を出さない」等、従業員の労働環境もなかなかひどかったという噂もあります。

 

私も旅行が大好きなので、もし被害に合っていたら怒り狂って発狂していたかもしれません。3.5%といわず今後100%返済される日が訪れるのを祈るのみです。

 

 

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